「苺ましまろ一緒に観よう!の会」トークパート

苺ましまろ encore VOL.01 (初回限定版)


秋葉原エンタ祭り2008」企画
2008年10月25日(日) 秋葉原UDX4階UDXシアター 16:00〜17:45 (トークは後半30分)
ゲスト:生天目仁美千葉紗子

――司会をつとめますジェネオンの宮川と申します。今日は、OVA第2期の製作も決定ということで、新しい情報も公開したいと思います。

(二人が、笑いながら登場)

N:有線のマイクをひっぱっている様が、まるで犬を連れているようだったので(笑) 伊藤伸恵役、生天目仁美です(拍手)
C:伊藤千佳役、千葉紗子です。よろしくお願いします(拍手)
――今日は姉妹で出演ということですが、お二人でイベントというのは。
C:いちばん最初がそうだった。
N:久しぶりだね。
――「苺ましまろ」の思い出とか、どうですか。
N:この間、みんなで集まったとき、「ましまろ」って1クールだったっけ? って話をしたね。
C:どうしても思い出せなくって。ずっとやっている気分なので、2クールだっけ? 1クールを2回だっけ?
N:みなさん、わかります?
――ちなみに、今日はじめて見たという人います?(挙手)
N:二人?
C:本当に大丈夫? 怖くてあげられないんじゃないの?
N:勇気を出して(笑)
C:そういう話で盛り上がって。全体的には、ほのぼのとしているんですけど、エピソードは濃いものが多くて。「馬はいつだっけ?」
N:「スケッチブックはいつ?」みたいな。
C:一生懸命ひもといて。TVシリーズがあって、OVAがあって。
N:今日がある。
C:イベントも、ちょこちょことやらせてもらったから。バイキンのTシャツ作ったのはいつだったっけ? 
N:イベントごとに作ってたからね。
C:キャスト全員、思い入れは強いですね。
――生天目さんはいかがですか?
N:いかが? そうですねえ。サエちゃんとはいちばん初めてだったんですよ。
C:そうそう。レギュラーはね。
N:はじめは「千葉さん」みたいな感じだったけど、だんだんと仲良くなっていって。距離が近づいていくごとに、伸恵と千佳の距離も近づいていった感じですね。なんだか姉妹ぽいんですよね。
C:(突然)あ、宮川さん取りましたね。
N:アハハハハ。
C:さっき、関係者の通行パスをぶらさげていて、「取ってあげればよかった」って思ってたんですよ。
――(笑) 最初にOVA2期の話を聴いたときはどうでしたか?
N:うれしかったんですけど……。でも、ぜったい戻ってくるという確信があったので。
C:そろそろかなあ、みたいな。いつかやってくれるだろうと思っていたので。
N:なんか、こうね。「釣りバカ日誌」みたいに(客席笑)
C:続けばいいねって。
N:毎年お正月に、みたいに。
C:皆さんも盛り上げていただければ……。
N:うれしいなあ。
苺ましまろ オリジナルビデオアニメーション 1〈初回限定版〉
――今回「アンコール」というサブタイトルもつきまして、これ(スクリーンに映ったイラスト)も初出しなんですが。
N:あ、そうなんですか。
「アンコールありがとう」みたいな。
C:次くるときは何なんだろう。
N:そう、アンコールって言うと……。
C:これで終わりって気がするよね。
――「FORVER」とか「エピソードゼロ」とか。
C:TVシリーズやりたい。
N:劇場版ですよ! これくらいデカいスクリーンで観たいじゃないですか。あのまったりを。ずっと言っているのに誰も聞いてくれない。
C:言い続けていれば、いつか叶うよ。
N:偉い方、聞いてますか?
いちごコンプリート
――主題歌も、また5人で歌われて。
N:サエちゃん何番目だった?
C:今、思い浮かべようとしてる。
N:美羽ちゃんが最初で。
C:オリさん、私、川澄さん……。
――生天目さん、能登さん。
N:うしろから二番目だったのは覚えてる。
――みなさん、折笠さんの歌に合わせてもらったんですよね。
C:レコーディングスタジオに入ったとき、譜面立てに、ましまろの子たちのプリントアウトされたやつが貼ってあったんです。それがうれしかったですね。
――わたしが貼りました。
C:あれはテンションあがりました。「ましまろ」の世界に入り込めました。
N:わたしは、いつも仲間に入りたくても、はじめ入れなかったので。
C:そうだったねえ! アハハ!
N:「苺コンプリート」の時、どんなに淋しい想いをしたことか……。
C:あったねえ、そんなこと。
N:だから、入れるだけでもうれしいんですけど、入ったら入ったで、私だけ曲調の変わるところ担当なんですよ。
C:そうそう。
N:今回もそうだったので、いつになったら交われるのかなって。
C:サビはみんなで歌ってるから。
N:でもさ、今回もみんながユニゾンなのに。
――低いところをハモっていただいてます。
N:確かに同じところ歌ったら、足ひっぱっちゃうかな。
C:お姉ちゃんに下から支えてもらってるんですよ。
N:みんなで歌えるだけで楽しいな。
C:オープニングって、世界観がよく現れているんですよ。アニメーションも良くって、歌ってる私たちも楽しい気分になるし。
N:まだ観てないから楽しみだよね。アフレコの時、曲だけ入っていて。チョーさん、今回も出ているんですけど、休憩のとき「みんな歌うまいねー」って褒められたのをすごい覚えてる。
苺ましまろ DRAMA CD Volume 5
C:今回もましまろの5人プラス、サブのレギュラーっていうんですか。
N:ほとんどいないんだけどね(笑)
C:少人数なんですけどね。
N:オールスターだね。全員久しぶりにそろって。
C:ねえ。
N:でも、家で練習しているときはすごい不安だった。
C:やればやるほどわからなくなってきて。現場にいってみんなの声を聴けば自然とまとまってくるかなって思って、現場にいった。
N:みんな、同じ思いだったね。
C:それがすごい面白かった。
N:終わったあと「大丈夫だった?」って言い合った。
C:「みんなは大丈夫だったけど、私はどうだった?」って5人とも言ってました(笑)
N:おんなじだったね。
C:これはネタバレじゃないと思うんだけど、第1声が千佳なんですよ。すごい緊張した。私が千佳になりきれてなかったら、みんなが崩れてしまうと思って。
N:アハハ。
C:私の一言で、みんなの中に「ましまろ」の世界が蘇ってくるんだろうなって思ってたので。
N:だって、TVシリーズの第1話も、OVAの1巻も私だった。
C:ずっとこんな思いしてたんだね、ナバ。
苺ましまろ Toy-CD(1)苺ましまろ Toy-CD(2)
N:TVシリーズは、どっちかと言うと動かなくって。ずっと部屋の中にいてね。OVAは動いたじゃないですか。今回はどちらかというと、動いた方かな。
C:ドラマCDっぽいテイストだと思った。ドラマCDのエピソードを本編でもやりましたという印象を受けましたね。
――日常でない話もありましたね。
C:そうですね。
N:いつものシーンもあるしね。サタケは可愛いし。
――先生とか笹塚くんとか。
C:そうなんですよ。不幸なやり取りが。
N:面白かった。
C:なんで、あんなに面白いだろうね。先生役の近藤さんと会うのが久しぶりで、前の「ましまろ」以来なんですけど……。違うかもしれない。
N:適当だなあ(笑)
C:スタジオに入ってきたとき、もう可笑しくって。すごいなあ、役者って。
N:それ、なんとなくしか伝わってないよ。
C:見ると笑っちゃうんですよ。
N:近ちゃん、いろんな役やってたからね。走ってる人とか。あれ何話だったっけ? ……ほら、こんな風にいつも話している。

OVA情報の公開)

C:お話を知っている私も楽しみですね。
N:みんなは、もっとだよね。
――新曲の「苺すぷらっしゅ」は、これまでのオープニング曲がすべて入ってます。
C:「苺コンプリート」のお姉ちゃんバージョンはないの?(笑)
N:合いの手くらい、入れさせてくれればね(笑) 
――初回版には、今回のオープニング映像もつきますので、DVDよりも先に見られます。
C:いいんですか? すごい! いいんですか?
N:うさんくさい通販みたいだよ(笑)
C:だって、聞いたことなくない? 本編より先にオープニングつけるなんて。
――みなさんへのクリスマスプレゼントですよ。
C:あら〜。ジャケットはクリスマス仕様かなんかですか?
――いいえ。
C:あら〜(会場笑) 違うんですか。
――DVDの方はキャンペーンも考えていますので、ホームページの方をチェックしてください。
苺ましまろ オリジナルサウンドトラック
――あっという間なんですけど。
C:もう終わりなんですか?
――終わりなんですよ。いまのうちに言いたいことを。
C:劇場版は?
N:DVDにハガキは入ってますか? そういう地道なところから(笑)
C:でも、TVが終わったあとも、OVAのあとも、みなさんの地道な応援があったからこそ実現してるんですよ。
N:そうだよね。
C:宮川さんのメールボックスがパンクするくらいにね。完成の暁には、またこの会場で試写会をね。
N:みんなで見る楽しみって、ありだよね。
C:楽しさ倍増だよね。
N:今回はどうだったんですか? 小刻みに笑ってたんですか。うちらからは見えなかったんですけど。(拍手)
C:いいなあ。うちらなんてね。「今日は何の祭りだっけ?」なんて話をしながらゲラゲラ笑ってたら、壁に頭をぶつけました。
N:すごい音だったよね。
C:ゴーンって。本当にバカだよなあって。
苺ましまろ キャラクターソングアルバム
N:こういう長いスパンで皆さんと会える作品に関われて幸せだと思っています。伸恵という役は、いちばん素に近いところで演じているんじゃないかと思います。可愛い女の子が好きなところも含めて(笑) 今回、OVAをまとめて観たんですけど、あんまり綺麗な音を出していなくって(笑) そういうリアルな演技にOKが出るのは本当に心地が良かったので。これからも皆さんにお会いしたいと思います。(拍手)

C:「ましまろ」らしいテンポというか、ゆっくりだけど激しいところもあるし。こんなに間を空けていいのかしらというくらい間があったり、SEが面白かったり、独特の世界観でね。レギュラーも少人数で、オーディションから数えると4、5年くらいになると思うので、さっきナバが言ってたけど「釣りバカ日誌」みたいに、この季節になると「ましまろ」が帰ってくる、みたいに続くといいなって。みなさんも是非、地道でいいので、となりのお友達に「ましまろ、面白いよ」って。どんどん広まるようお願いします。(拍手)