「ハピネット・ニューイヤーズ・アニメ・フェスティバル」 「ロケットガール」ステージ

  • 挨拶

エリ:みなさん、あけましておめでとうございます。仙台エリです。
仁美:マツリ役の生天目仁美です。よろしくおねがいします。
静香:茜役の長谷川静香です。よろしくお願いします。
大槻:「ロケット・ガール」の編集を担当しています、富士見書房の大槻と申します。

    • 作品の説明

大槻:原作自体は96年に刊行されまして、幻の名作と呼ばれていたのですけど、監督の青山さんから「ぜひアニメ化したい」と、その時にはすでにパイロットフィルムもできていまして、その後いろいろありまして、今回。
――お二人が、気になってしょうがないんですけど。(※説明の間、ずっと二人で何か話していました)
仁美:あのですね。「ロケットガール」って、すごく背の低い女の子たちが活躍するんですね。実際、出て来てわかったと思うんですけど、二人とも<ロケットガール・サイズ>なんですよ。(立ち上がって)でも、わたしは163センチあるんで。「なんだこれ?」と思って。
――仙台さんは、さっきから脚をバタバタさせていて。
エリ:静香ちゃんは脚が届いているのに……。
仁美:座り方が違うからでしょ!

エリ:(ゆかりと自分を比較して)そうですね。わたしも女子高生のときは根性がありました。まだ何も知らなかったので、怖いことをがしがし言っていたなあ……。どうしたの?
仁美:いつものエリらしくしてよ。
エリ:どういうことよ……!? ネガティヴだし、エリとは正反対でした。
仁美:マツリは、1話はほとんど喋ってないんですが(笑) すごく明るくて、良くも悪くも表裏なしですね。
――オーディションの思い出は。
エリ:ちょうと、ナバちゃんと一緒の日で。わたしが後だったんですけど「来たよ!」とか言われて(笑)
仁美:いろいろあったのよ。もともと「ロケットガール」は、リアルに年齢の若い子で行きたいとという話を聴いていて(会場笑) マネージャーさんは「生天目大丈夫かな? とりあえず出しとけ」みたいな。書類選考に受かって行ってみたら、やっぱり、みんな若くて活躍している子ばかりで「やばい、居場所ねえ」と思って(笑) そんな中で会ったから。
仁美:(演技について)訛り方って難しいじゃないじゃないですか。中国風ってやりやすいから、中国系じゃないんだけど、どんどんどんどん中国寄りになっていくんですよ。最終的に出されたダメ出しが「頼むから中国まで行かないで、フィリピン寄りで」「はい」 よくわかんない(笑) ひとつひとつの言葉は単純なんだけど、そのなかでストレートな裏表のないお芝居をするのが、とても楽しかったので、受かって嬉しかったですね。
エリ:なんか、ほっとしました。良かったって。
――打ち合わせしてるときも、仲良さそうでしたものね。
エリ:これまで役の上でお話することってあまりなかったんですよ。
仁美:そうだね。
エリ:今回は台詞のやり取りも多くて、喧嘩とかもできそうだから。
――現役女子高生の長谷川さんは。
静香:「ロケットガール」という作品自体は知っていたんです。富士見書房さんのラジオをやらせていただいていて。「あ、話きたなー」って。わたしがオーディションを終えたときに、スタッフさんがザワザワってしたんですよ。その時点で「あ、受かったな」って(会場騒然)
――大物ですね!
エリ:私なんて、最初のダメ出しが「もっと若くなる?」って。茜も受けたんですけど、その時は「そんなに死に急がないで」って言われました(笑)
――そんな女子高生の長谷川さんと一緒に、これから作り上げていくわけですね。
仁美:ねえ、いちばん大人なんですよ。さっきだって、実はずっとそこ(関係者席を指して)で見てたんですけど、これまでの成り行きを。私とエリちゃん、すごい騒いでたんだけど、ひとり冷静でした。
静香:感情を表現するのが下手なんですよ。内面はすごいワーってなってたんです(笑)

    • PVの上映

――本邦初公開の映像でした。
仁美:新鮮でしたね。いちばん最後に三人で絡んでるのが……(会場笑)
――1話のアフレコが終わったばかりだそうですが。
エリ:三人はまだ出会ってないので。
仁美:喋ってませんね(笑)
静香:ねえ(笑)
――実はここに台本があります。仙台さんからお借りしたんですけど。
エリ:チェックとかいろいろ入ってて。決め台詞みたいなのがなくって、どれが一番ゆかりらしいかなって。じゃあ、読ませていただきます。「説明してほしいんだけど、いきなりあんなんで撃たれた私としては」(会場拍手) 気になる箇所にしました。どんなシチュエーションなのか、ぜひ観てください(笑)
静香:私たちできないね(笑)
仁美:1話の台詞、台本なくても言えるよ。「一件の録音 6時53分です」(会場笑)
静香:「はぁい」って言うだけです。
――さきほどの話に出ていましたが、ラジオをおやりになってているということで。「富士見ティーンエイジファンクラブ
静香:基本的には、富士見書房の作品をティーンの私たちが伝えていくというラジオですね。
仁美:あのですね。私もですね。以前、富士見さんの番組をやらせていただいてたんですよ(会場笑) で、いま説明を聴いて、あ、ティーンだからか!?
大槻:実はこわかったんですよ、来るのが。新旧パーソナリティが揃って。生天目さん怒ってるんじゃないかと。
仁美:いえいえ。
――番組で「ロケットガール」のコーナーが始まったとか。
大槻:専門用語を解説するコーナーです。
静香:これまで全部正解してますよ。ブースターとか推力とか。
大槻:独創的なんですけど。
静香:発想が豊か(笑)

    • OPを担当するICHIKOが登場

ICHIKO:もう「こんばんは」という時間ですね(笑)
仁美:あ〜生脚〜(笑)
――今回の経緯は。
ICHIKO:「ゼロの使い魔」という作品がありまして。魔女のお話をよくやらせてもらってるんですが、今度「空飛んじゃう話があるんだよ」と言われて。ぜんぜんわからなかったんですけど(笑) タイトルに凄い惚れ込んじゃったんですね。空へ向かって思いを馳せることと、自分の心の中の空、明日、未来へ向かっていこうという気持ちで作りました。
――この後、唄っていただくんですけど、みなさんも聴かれたことがないんですよね。
ICHIKO:なぜなら、出来あがったのが、昨日の朝8時でしたから(笑) 劇中の挿入歌も参加するんですけど、これから作ります。
――出演者のみなさんとは。
ICHIKO:仙台さんと長谷川さんとは、楽屋で「はじめまして」だったんですけど。ねえ、ナバちゃん?
仁美:うふふ。わたしのデビュー作で主題歌を担当されていたんですよ。「まぶらほ」で。
ICHIKO:ここで会ったが百年目、みたいな(笑) イヴェントで地方にも行かしてもらったね。
仁美:楽しかったね。
ICHIKO:すっとこどっこいでしたよ(笑) 噛み合ってたかな?
仁美:噛み合ってなかったんじゃない? 
ICHIKO:デビュー作だったけど、そのころから堂々としてましたよ。
仁美:ほんと、デビューの頃から新人らしくないって言われてましたよ。いま4年目なので、やっと新人ではなく若手ってことなのかなあ。
エリ:ざわざわしてるよ(笑)
仁美:いつまでも若手なんですっ!

    • ミニライヴ
    • 最後の挨拶