「開運☆☆野望神社on秋葉原」(1回目)

  • まずは、とらのあなの前田さんによる諸注意と挨拶から。

――本日はゴールデンウィーク初日ということで、お客さん来てくれるかなあとおもっていたのですが、こんなにたくさんの方に来ていただいて。

 会場に呼び込まれて、生天目、伊藤、猪口と登場。テーブルは二つあって、左側にマイクが二本。静さんが右側に座ったので、ボケとツッコミに判れたのかな、とか思ったり。前田氏の「マイク入ってますか?」という問いかけに、三人揃って、マイクに向かって「わー」(会場笑)

――野望神社の面白さについて、お話していただければと。実はこの3人から聞いたことが無いので。

静 :魅力があるのかどうかが……

仁美:わからないね。

静 :だって、後でご飯食べに行ったりとかすると、ラジオの中とおんなじトークが繰り広げられてるから(笑) それが魅力ったら魅力なのかも、

仁美:そうだねえ……。やあねえ、自分たちの私生活を切り売りしているの? やあん。

静 :いいんじゃない? それが売り物になるものなら(笑)

――猪口さんは、CDのみの参加なんですが、どんな感じだと思いますか?

有佳:え? えーと。

静 :なにもないんだ。

有佳:なにもないことないけど……。なんだろう、アホですよね。

静 :有佳ちゃんに言われたくはないよね(笑)

――まあ、猪口さんの噂は、かねがね聞いていたんですけど。

有佳:噂?

――マネージャーさんとかね。なるほどと。

有佳:何を言ってるんですか? ちょっと聞き捨てならないな(笑)

――「野望神社」にはいろんなコーナーがありましたが、もし次にやるとしたらどうかと。もしくは、あれはちょっとというのは。

静 :あれとあれは嫌です(笑) このあいだ、3枚目でやった<神隠トーク>は面白かった。

仁美:あれは楽しかった。あまり、うちらが身を削ることもないし(笑)

静 :素敵な企画だったと。

――ちなみに、猪口さんが加入するとしたらどうですか。

有佳:えー、なんだろう。何がいい?

静 :訊き返すの止めなさいよ。

有佳:でもやっぱり……、(無言) なんだろう?

仁美:「やっぱり」って言ったのに。

有佳:頭使うのやりたいね

静 :頭使うの!?

仁美:頭使わないよね。

有佳:という感じでまとまりました。

――頭使うコーナーは大変で、ニキータ計画のときは、終電に間に合わなくなるんじゃないかと。考えに考えて、考え抜いた結果があれだと。

仁美:20分くらい時間を貰ったよね。

静 :2、30分くらいグチャグチャグチャグチャ、もう読めないってくらい書き直してたね。

仁美:ああいう苦労の元にやったはずなのに。

静: コントだもんね。わたし、才能あると思う、仁美は。すべてを笑いの方向に持っていく。

仁美:ちが―う!

静 :すべてオチがついている。

仁美:オチじゃないよ!

静 :オチてましたよね、みなさん。(会場拍手)

仁美:あれは、相手の方は台詞が決まってるじゃん。それに対してつながるようには、ちゃんと考えてたよ。

静:つながりだけじゃなくて、キーワードもあったじゃない。

仁美:キーワード使ったじゃん。みんなからメール貰って、全部使ったのに、いつも負けてばかりで。

静: 使い方、間違えたんじゃないの。

――猪口さんは、CDで参加されたわけですが。

有佳:参考になりました! すごく! どういう風に? う〜ん。

――ゲーム内容としてはお手本になった?

有佳:静のは!

静 :やった。

有佳:なばの方はまあまあ。でも思ってたよりちゃんとしてた。

仁美:そうだよ! 

静 :<思ってたより>?

仁美:待って、どういう意味?

静 :遅いよ(笑)

有佳:二人とも性格が出てたよね。やっぱり静は一生懸命書いてるんだけど、なばはね、バ〜ッと。

仁美:すごい書き直してたじゃん。

静 :有佳ちゃんは一番早かったよね。「できた〜」って、こっちはひとつも書いてないのに。

有佳:そう、わたし、みんなが考えるもんだとは思ってなかったの。思いつきで書いてたの。

静:キーワードも結構ね。「男前」とか。

有佳:最後の台詞は決めてたの。

仁美:なんだっけ「大きくなれよ」

有佳:幼心に、あのCMが大好きで。

二人:♪ハイリハイリフレハイリホ〜(唄いだす)

静 :すいませーん、アホが二人いま〜す。

――ちなみに、<牛から飲む人>というのが、「ハイジ」からですよね。

仁美:ハイジは牛から飲むんですか?

――山羊の間違いでした。

仁美:山羊に吸いつくの!?

有佳:違うよ。下にもぐりこんで、あーんって。

――猪口さん的には、それが男前ということで。

有佳:直接飲むのがね。

――生天目さんも、伊藤さんも、……じゃなかった、猪口さんも、こちらの予想の斜め上くらいをいくなあと、収録中に感じました。

仁美:わたしは絶対、有佳ちゃんよりかまともだと思うんだけどなあ。

有佳:いや、お互い様ですよ。

――最初のCDの料理対決では、猪口さんが師匠役で。

有佳:私、突っ込んでくださいって言われて、静の伝授をしてもらって頑張ったんですよ。

静 :私、突っ込まれるために伝授してたってこと? わたし、収録の後は、このまま遠くに行ってしまいたいって思った。

有佳:でも、おいしかったですよ。

仁美:わたしのは?

有佳:えーと、あれですよね。<赤かったやつ>ですよね。

――<ハンバーグみたいなもの>(会場笑)

有佳:茶色い肉汁が出て来て。

静 :それってコゲてるってことだよね。

有佳:パフェもおかしかった。

静 :あれは本当にすいません。

仁美:チョコレートの性能をわかってなかったよね。溶かしたら、いつまでたっても溶けてると思ってた。

静 :冷えると固まるんですよね。それを忘れて、上にアイスとか乗っけちゃったから。

有佳:蓋みたいになっちゃって。いただきまーす(スプーンですくう仕草)ゴンゴンゴーンって。食べれなかったぞ。なんか苦かったし。

静 :こげちゃったから。

仁美:また料理やりたいね。

静 :(即座に)やりたくない! 仁美が作って自分で食べたらいいんじゃない。

仁美:味見ってしないもん。

静 :それがおかしいよね、まず。

仁美:味見する意味がわからない(会場笑)なんだろう、味見って卑怯な感じがしない?

有佳:しないよ!

静 :すべてが思うとおりに行くと思ってるの?

仁美:有佳ちゃんに食べてもらおうとしたら、味見しちゃいけないと思うわけですよ。

有佳:どうして?

仁美:一緒に分かち合いたい。

有佳:分かち合いたくない!

  • 次に、<実はわたしとっても乙女なんです>対決。それぞれ、自分が他の二人より可愛いと思う点を、30秒でアピールしてもらって、客席に一番を決めてもらおうというもの。<初代ニキータ>の静さん、<声優界の雌豹となるべく奮闘中>の仁美さん、そして<巫女見習い>の有佳さんの順番でチャレンジ。

静 :わたしはこんな呑んだくれてますけど、じつはこれでも、可愛いものが好きで、サンリオのシナモンちゃんってわかりますか? 白い犬みたいなホニャホニャしたのとかが大好きで、ポーチとかメモ帳とか、CDケースとか、全部そういうのなんです……。

 と、ここで残りの二人が、こそこそ話し始めたのでキレる静さん。

静 :今すごい必死だったのに。

仁美:だってさあ。<お見合いパーティ>みたいだよね?

静 :緊張する。恥ずかしい、微妙な反応が。ニヤニヤしてる人もいれば、頷いている人もいるし、伝わっているかどうかわかんない。で、こっちは、なんかゴソゴソやってるし。

仁美:はい、え〜と生天目仁美です。 日々、メスをめざしてがんばってます。(会場笑) 好きなものはクッピーラムネです。最近、100個入りを買いまして。1050円で。それを鞄につめて、よく現場でばらまいています。

仁美:あ〜、終わっちゃったよ。なに言おうとしたんだろう。

静 :なんか、有佳ちゃんが一番有利な気がする。女の子らしくない?

仁美:雰囲気だけね。(会場笑)

有佳:はい、猪口有佳です。夜、歩くのが怖いです。(会場拍手) よく変態さんを引き連れてしまうみたいで、いつも後ろを見ながら歩いてます。え〜となんだろう。あの、空手をやっていたので、殴れます。

静 :最後の、要らなくない?

 そして、審査の時間。挙手を取るので、目を閉じるように指示される。「(仁美)誰だあ、タバコ吸ったのは、みたいな(笑)」 まず、静さんが良かった人が手を上げ、次に仁美さんの番。「(仁美)ちょっと待って。なんだ、これ?」「(有佳)挙げてる人も、なんか笑ってるよ(笑)」 結局、勝ったのは静さんでした。

静 :わたしね、この企画を聞いた時、乙女ってなんだろうと思って辞書をひいたら<生娘>ですよ。ドキドキしたよね。それで何を考えろと言うんだ(笑)

――最初のCDを歌を作ったとき、歌詞をお願いした方に、伊藤さんのイメージでってお言ったら、ものすごい暗い詩で。リテイクを出させていただきました。

有佳:静、ネクラだからね。

静 :そうなんだ。自分でも気づかなった。どこまで知ってるの?

  • アンケートコーナー。

仁美:えーと一枚目、「ゲストのみなさんに一言:美しい」だって。

有佳:終わりなの?

静 :ごめん、なにも浮かばなかった(笑)

仁美:次。「最近の、生天目さんのキコウやキベンについて」

静 :奇妙な動きって事?

仁美:してないよ、なんにも。

静 :それが普通だから、あまり奇妙に思わなくなってきたね。

――オンエアされてない部分なら、いっぱいありますよ。

仁美:え、うそ?

――ハトを見ていたら、ハトのお尻がパカって開いて、フンがぽとって落ちて、またパカって閉まったって。

仁美:そう! そうなの!

静 :それを速攻で私にメールしてくるの(笑)

仁美:朝、電車に乗ろうと思った時、ハトが止まっていて、ボケーっとみていたら、あーって思って。「ああ、これは誰か誰かに伝えなくっちゃ……静だ!」

静 :そういう対象か(苦笑)

有佳:あ、でも静からもそんなメールをもらった。

静 :どんなの?

有佳:ハトについて。

仁美:弱肉強食ってやつ?

有佳:違う。「朝からハトがいちゃいちゃしていて、やる気をなくしました」って。写真つきで。

静:なんか寄り添ってるやつ?

有佳:もっと凄いこと書いてたよ。

――いい男の条件。

有佳:うーん、優しい人に限りますかね? なばは?

仁美:わたしはねえ……。見た目でもいいの? 目の細い人。

有佳:サンタマリアとかね。

仁美:普通はユースケって言うよね(笑)

静 :私も近いかも。目つきが悪くて、眼光が鋭い人が好き。で、優しい人。

仁美:不良が餌をあげてるとか。

静 :あ、キュンっとくる。

――最近、あるお方が「愛・地球博」に行ったようですが、おみやげはもらいましたか?

二人:何ももらってないです〜。

仁美:あんたは、一緒に行ったでしょ!?

有佳:あ、そうだったね。

静 :どうして誘ってくれなかったの?

有佳:車に乗れなかったの。もう、人数いっぱいで。

静 :あ〜。いま凄いガッカリした、いま。

有佳:大きい観覧車に乗ったんだけど。頂上で止まったんだよね。

静 :なんで? 風とか? 二人が磁場を揺るがしたとか?

仁美:人の乗り降りが巧くいかなかったのかな。

有佳:そしたら、なばがすごい暴れて。落ちるかと思ったの。で、体の大きい人がね。失礼なの、二人で乗るつもりだったのが割り込んできたんだけど。その人が動くとガタって揺れるから。なばがね。

仁美:ギャーギャー言って暴れたの。

有佳:逆に、なばのおかげで落ちそうだった。

仁美:私は、動くなっていっただけだよ!

有佳:だって、動かないと楽しくないでしょ?

仁美:やだよっ!

静 :けっこうSなんだ?

有佳:えっ、なにが?

静 :もうやだ、会話ができない(苦笑)

――最近、携帯で面白い写真は取りましたか?

静 :あるんです。だから携帯持ってきました!

有佳:(携帯を取り出して)あ、メールが来てる(会場笑)

静 :どっちがいいと思う? カチカチ山の1シーンなんだけど。婆さんを殺す狸って絵を展示してあって、怖いでしょう? 金槌もって、お婆さんがこんなになって、シルエットになってて。

有佳:おもしろくな〜い。

静 :じゃあ、これは。渡辺明乃と飲んだときの。

有佳:いまやってるドラマみたい。「汚れた明日」?

静 :椎名林檎チックに。

仁美:けっこうセクシーだね。

静 :あと、帰りの電車で、車掌が一人狭いところにいるところ。見せてあげたーい。

――じゃあ、イヴェントレポートで。載せられるものは。

有佳:わたしはこれ。

静 :これはマズいだろ〜。

有佳:やわらかいものシリーズ(笑) じゃあ普通にこれ。

静 :いったんもめん?

有佳:コンニャクなの。

生天目さんのは、時間切れか紹介されず)

  • プレゼントコーナー。商品は、異次元ギャラリーのイラスト。絵を取り出したとたん、「見せないでー」と絶叫する仁美さんと静さん。

――アルクェイドは、ホームページに載せるに当たって、TYPE-MOONに、ちゃんと許可をいただきましたからね。笑いながら「まあ、いいんじゃない」って広報の方に寛大に言ってもらいまして。

  • そして、最後の挨拶。

仁美:メスになるよう頑張ります(笑) 今は「極上生徒会」と昨日から始まった「トリニティ・ブラッド」の方にに出ています。夏になると「苺ましまろ」という作品が始まりますので、ぜひぜひ、よろしくお願いします。

有佳:まだ、見習いから抜けれないなあ、と思いました(笑) 静と一緒に出ている「まほらば」があります。それから夏になると「ぺとぺとさん」のちゃちゃ丸役で出ます。

静 :最後に、あの絵が出て来て、テンションが下がりました(笑) ゾイドジェネシスにコトナ役で出ています。日曜の朝から起きて観て下さい。それから「ツバサ・クロニクル」に、そろそろ出てくるので、何役かチェックしてください。観ろってことです。あとは「まほらば」と、そんな感じでやっております。 (客席から指摘され)あっそうだ! 「ネギま!」だ! (有佳ちゃんとふたりで手をつないで「ね〜」という仕草)
――最近、静さんは「マガジン読んでない疑惑」というのが持ち上がってますけど。
静 :いろいろありますよ。読んだり読んでなかったり。
有佳:そろそろオープニングも変わりますから。そろそろザジちゃんが……。ね、期待しようぜ。
静 :がんばってね(笑)

 そんなこんなで、40分くらいでしたか。